『自宅で迎える本当に幸せな最期のとき』
出版:河出書房新社
作者:萬田緑平
がんは日本人の二人に一人が罹患し日本人の死因の第一位を占める病気ですが、本書は2,000人のがん患者を看取った緩和ケア医である著者が悔いのない最期を迎えられた8人の患者と家族との命の記録をまとめた、人が死を迎える時の一番幸せな形とは何かを問うノンフィクションです。
病院ではあらゆるチューブにつながれてベッドで寝たきりになり亡くなるまで苦しむ患者が多いいっぽうで、自宅での最期を選んだ人たちの中には、終末期の状態であるにもかかわらず、家族と会話をし、お気に入りのテレビ番組を見て、食べたいときに食べたいものを食べ、亡くなるぎりぎりまで自分の足で歩いてトイレに行き、外出する人もいる。
自分が、そして大切な家族が将来そうなったときどうやってハッピーエンドに繋げたらよいのか考える一助となる図書です。
管理番号:149